おとのば

'19.12.31 COUNTDOWN BUMP SHOW!!USGレポ

はじめに

今まで、手書きでライブレポというものをやってきましたが、時間がかかってしまい、熱が冷めた頃に公開となることに、個人的に勿体なさを感じていました。ライブの熱が冷めないうちに、かつネタバレしたくない方の目のつかない形に…と思い、こういったブログの開設に至りました。こちらでもよろしくお願いします。




では、さっそくライブレポに移ろう。

セトリ

セク×カラ×シソンズール
シューゲイザースピーカー
サンタクロースは渋滞中
MC
ラディアルナイトチェイサー
Catch up, latency
シュガーソングとビターステップ
RUNNERS HIGH REPRISE

時間の目安
出番は18年も19年も4番目で22時過ぎ。だいたい45分くらい。
例年、ユニゾンthe pillowsの間は、もう1組追加できるのでは?というくらいの時間が空く。

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レポ

リハーサル

リハ自体、見るのが久しぶりだ。フェス以来か?
ドラムのバスドラは借り物だった。(ということは、15thのバスドラは、12月27日のClub Queが最後ということになる。)だからか、かなり念入りにチェックを行う。鈴木がときたまスタッフと笑い合う場面もあり、緊張感の中で少し場が和む。

メンバー同士で打ち合わせすることもあった。リハで聴けるセッションも、15年間一緒にやっているからこそ成り立つのだろうと感じた。機材車ラジオの名物企画「Check it show time!」のフレーズを少しだけ鳴らす斎藤。
途中、スピーカーがキィィーってなってゔ……って顔してる斎藤だが、本番中に同じことが起きたときは全く顔に出さなかった。プロのON、OFFの切り替えってすごい。

リハ終わり、ステージからはけずにそのまま
UNISON SQUARE GARDENです。始めます!」と斎藤が挨拶し始まる。
前回もこのライブに出演した際も同じ始まり方だった。「絵の具」なしで始まるライブは年に1回、ただこの日だけなのではないか?

セク×カラ×シソンズール

サビの前のコーラスをファンがやったときに斎藤が笑顔を見せる。ユニゾンのファンが多く来ているが、the pillowsが主催のイベントだ。そこでカップリング曲を頭にもってきたことに一切不安がなかったとは思えない。その不安から彼らが解放されたような気がした。
間奏は、田淵、鈴木が向かい合っていたのもあり、2人の音がどんどん激しくなっていく。
斎藤は、マイクから離れスタッフに目配せをし、その後スタッフがステージに来て軽く打ち合わせをする。それを間奏中に完結するところにスマートさがあった。

シューゲイザースピーカー

個人的に、この曲を生で聴くのが初めてであったため、嬉しさが先行した。この曲はやはり2番のAメロのドラムが好きだ。

どんなヒットソングでも 救えない命があること

の部分のギターがとても力強くて、歌詞の意味が刺さった。

サンタクロースは渋滞中

ここまで来ると渋滞中ではなく、クリスマスを終わりたくない人みたいだ。
イントロ、普段ないところに軽くギター入れるというアレンジ付き。そしてその後はギターがない部分で田淵、鈴木の音を聞きながらノリノリの斎藤。

等足のローソクを総則統率とり恍惚なりなりて芸術的なケーキパッパパヤパ

のラップ、右手がギターを弾いた余韻で勢いよく上がり、さらに体を揺らしながら歌う。この曲での斎藤は、ツアー中から本当に楽しそうにしている姿がよく見られた。

MC

鈴木:中島さん!鈴木のマイク少し上げてください!

斎藤:そんなマイクの使い方ある!?
鈴木:いいじゃないの〜!(マイクチェックする)おっ!いいねいいね!

斎藤:滑り込みでthe pillowsの30周年をお祝いしに参りましたUNISON SQUARE GARDENです。
えーっと、さわおさんにあんまりたくさん時間残されても困ると言われましたが、僕が早くthe pillowsを見たいのでこのまま最後まで行きます!

という、あっさりしつつも、笑いをとり、要点もしっかり述べるスタイル。もちろん自身のアニバーサリーには触れない。

ラディアルナイトチェイサー

4月の初披露から半年経ち、年末になってかっこよさが増しに増しまくっている。the pillowsの前だからか、田淵の動きもいつも以上に激しい。

Catch up, latency

間奏で斎藤、田淵が向き合ってた。田淵がギターに思いっきり顔を近づける場面もある。キスしてませんよね?ギターに近づいたあとの田淵の表情、してやったぞみたいな感じだったから余計にそんな風に見えてしまった。
15周年ということもあるのか、斎藤、田淵の絡みは、「バッチバチに仲悪い」と普段言っているのが信じがたい。

シュガーソングとビターステップ

田淵が蓋然性合理主義のときにやる指さしポーズを斎藤に向けてやるも、相手にして貰えない。このときばかりは、「バッチバチに仲悪い」がしっくりくる私なのであった。

鳴らし続けることだけが僕達を僕達たらしめる

でイヤモニを両方外す。イヤモ二は、「耳栓みたいなもの」と12月27日Club Queにて、ファンに説明するときに斎藤が言っていたのだが、ここ最近のライブでほぼ毎回イヤモニを外すのは、ライブの楽しさからなのだろうか。

生きてく理由をそこに映し出せ

で田淵、鈴木が向き合っていたのもあり、二人の音が激しくなっていく。ライブもクライマックスだ。という気持ちにさせられる。


ラストッと言って始まるのは…

RUNNERS HIGH REPRISE

前回と同じ位置にこの曲をもってくる。この曲が1番、メンバーが楽しそうにしていた。the pillowsへのリスペクトの表れだろう。
1番Aメロにて、鈴木がスタッフに合図を出す。ドラムのトラブルだろうか?と考えていたら、スタッフが来て鈴木に水を飲ます。そのため、コーラスが田淵のみとなる。それに気づいた斎藤が心配の意で後ろ向いたら、鈴木が水飲まされていたから笑っていた。(安堵の表情にも見える)

時計は23時半の5分前で そう、永遠の様に止まる

のベースラインがこの曲でも特にお気に入りだ。

曲が終わると斎藤は、
UNISON SQUARE GARDENでした。the pillowsさん30周年おめでとうございます!!!」
と挨拶し、去っていく。

カウントダウン

斎藤は例のごとく半袖、何かをもぐもぐしながら登場、田淵は焼酎ハイボールを持って登場する。カウントダウンをフライングするのは笑ってしまった。鈴木は、コートまで着て寒さ対策ばっちりだ。斎藤と鈴木の季節が真逆というスタイル。
曲中、the pillowsの眞鍋がクラッカーの中身のヒラヒラしたテープを首にかけられ、THE BOHEMIANSのメンバーの帽子を被せられるのを見て爆笑してる斎藤、田淵。そんな田淵は普段自分たちがライブしているときのようにステージ上を動き回っていた。ほんとにthe pillowsが好きなんだなと見ていて思った。一方、斎藤は控えめである。鈴木はカウントダウンの瞬間のみステージに登場、その後はステージを去っていた。(やはり体調悪そうだ…)

カウントダウン後は、出演者皆、2階でthe pillowsのステージを見ていた。

メモ

斎藤:札幌シャツ(2,019年最初のライブにて初お披露目されたシャツで2019年を終えるのは感慨深い)
鈴木:舞洲ステージに立つ3人の写真が前にプリント、後ろにTHANK YOU 15th anniversaryの文字というTシャツ

ニゾン自身は15周年に一切触れなかったが、the pillowsのMCでは「派手にユニゾン15周年」と触れられていた。