おとのば

「生きてみよう」と思えたユニゾンの歌詞10選

まえがき

2020年もそれなりたくさんライブに行くぞー!
音楽聴くぞー!!

と意気揚々と年を越したものの、まさかの事態でライブが尽く開催見合わせとなる事態である。
悲しみはもちろんあるけど、今のやり場のない気持ちはまたそのうち開催されるライブで消化すればいいと思っているし、こんなに休みの日に家に居られるのなかなかないので、家でできる新しいことを見つけるのも一つの手かなと。

ライブレポを書くために立ち上げたこのブログも、ライブがないとやることが無いし、だったら違う使い方をしてみようと思い、この記事を書いてみます。
少しでも前向きになれるきっかけとなれば嬉しい限り。それではどうぞ。

「生きてみよう」と思えたUNISON SQUARE GARDENの歌詞10選

田淵は「歌詞に意味は無い」と発言することがわりと多い気がする。けれど聞き手に辿り着いた時に、それぞれの解釈で意味をもつ歌詞がユニゾンには多いと思う。その中で、悲しみを共感してもらえたかのような気持ちになれた、前向きになれたといった歌詞を紹介していく。

君の瞳に恋してない(MODE MOOD MODE)

生きてみようと思ったのは君のせいかも

この記事のタイトルはこの歌詞から来るもの。
この曲の雰囲気からまず前向きになれるものがあるし、ライブが再開されたらまずやって欲しい曲だと個人的に思う。(もちろん全曲なんでも聴きたいという贅沢な気持ちもある)
この曲が収録された「MODE MOOD MODE」というアルバムが、“差し出された手は噛みちぎるけど(Own civilization)”と突き放されたような曲で始まるのに、ラストのこの曲で“僕の手握っていいから”で終わるというストーリーがあるのも絶妙な距離の取り方をしていて良いと思えるポイント。


UNISON SQUARE GARDEN「君の瞳に恋してない」ショートVer.

シュガーソングとビターステップ(Dr.Izzy)

死ねない理由をそこに映し出せ

生きてく理由をそこに映し出せ

おなじみのシュガビタ。二番サビの”死ねない理由”だけだと、消去法で死なない選択をしたような感じがしてしまうのだが、その後に”生きてく理由”という言葉がしっかり出てくるから、自ら生きることを選んだように感じられる。
私の生きてく理由は、いつになるか分からないけど、UNISON SQUARE GARDENがライブをする未来が存在するからなのかもしれないなと思う。


UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」LIVE MUSIC VIDEO

シグナルABC(Bee side Sea side)

君にだって命はある

生きてる 今日を生きてる それだけなら案外簡単だろう

シュガーソングとビターステップのB面曲。個人的に生きた心地がしないくらい辛いときに、自分に言い聞かせるために聞く曲として存在する。

流れ星を撃ち落せ(Catcher In The Spy)

君の命は必要なんだよ

シグナルABCで”君にだって命はある”と言われたあとに、その命を”必要なんだよ”って言われると、耳が幸せではないでしょうか?(リリース順は流れ星が先だけども……)

あんなにゴリゴリなロック調の曲で突如現れるこの歌詞。普通にかっこいい曲として油断しているとうっかり涙してしまう。個人的には自己肯定感が下がり気味のときに聴きたい歌詞である。
恩着せがましいけれど、必要ない人なんていないと思っています。

to the CIDER ROAD(CIDER ROAD)

本当は弱さは強くて 涙こそ道しるべ

何か冒険が始まるようなワクワク感が溢れる曲調で、まずそこがお気に入りポイントである。
選んだ歌詞は、弱さを認めてくれる部分が好きだ。
誰しも表に出す出さない関係なく、何かしら自分に弱みを感じる瞬間ってあるんじゃないかなと思う。
でもその弱さがあるから、人は強く成長できるんだろうなと感じられる歌詞だと思う。そして、流した涙が道しるべというのも綺麗な言葉だなと。

UNOストーリー(Bee side Sea side)

こんなに君が好きだし こんなに君を励ませるし
こんなに君を抱きしめれるから できるだけ近くにいる

こんなに分かりやすく優しさを見せつけられる歌詞ってあまりないのでは?と感じる。
あとは個人的に思い入れが強すぎる曲だったりするのです。(詳しくは→私のキャンバスに描いた最後の景色 – UNISON SQUARE GARDEN「UNOストーリー」に背中を押された話 (ゆかたんぽ) | 音楽文 powered by rockinon.com)
でも優しさだけではなく、最後で”だから さあ今 自分の足で行けよ”と言うのは、田淵らしいなと思うし、ファンは他人といい意味で言うユニゾンだからグッとくる終わり方なんだろう。

プロトラクト・カウントダウン(Populus Populus)

君を泣かせる世界の方がおかしいよ

少し過激ではあるけど、泣いてしまう出来事があったとしても味方になってくれる人がいるよと思わされる歌詞だと思う。そして、世界を否定するだけではなく、

走るよ、君の涙が止まるまで

と自分で行動して救ってくれようとするのだから心強い。

君はともだち(CIDER ROAD)

見えないところで強く生きてる 気づいてるよ

あまり口にはしなくても、誰もがどこかで苦労しているし頑張っている。それに目を向けてくれるから、明日からも生きられるんだと思う。
そんなことに気づかせてくれる歌詞であり、曲である。

黄昏インザスパイ(Catcher In The Spy)

今日が辛いから明日も辛いままだなんて思うな

今はライブもないし、外出るのも考えなければならない辛い時期だけど、それが一生続くわけではない。辛いのもいつかは終わると信じたい。

そんな歌詞で始まり、最後は

負けない どうせ君のことだから

という言葉で締める。人間はコロナになんか負けないはず。大好きな音楽もライブも未来で待ってるはずだろう。

Invisible Sensation(MODE MOOD MODE)

だけどいつか誇れるくらいには 人生はよくできてる

先日の田淵のブログ(小生田淵がよく喋る2020年3月その2BLOG | UNISON SQUARE GARDEN - official web site)に「ちゃんと生きてたらいいことは起きるよ。」という言葉があったが、それとこの歌詞が繋がるように思う。人生は辛いことだけではないと思いたい。

あとは、単純だ。

だから、生きてほしい!

とユニゾンに歌われたら生きるに決まってる。


UNISON SQUARE GARDEN「Invisible Sensation」ショートver.

あとがき

日頃、私が勝手に救われている歌詞をいくつか書き出してみた。もしこの記事に反響があったのならば、別の切り口でも書いてみようと思います。
何にしても今は、家でできる楽しいことを探すことがポジティブに生きる良い手段だと思うので、またブログでも色んなことしてみたいと思う。

最後に、

mouth to mouse(sent you)

楽しいことだけしか見つからない そんな時が来たら教えてね

そんな未来が待ち遠しい。