おとのば

fun time HOLIDAY7を振り返ろう①

はじめに

ライブが開催できなくなってから約3か月、そして緊急事態宣言が出てからも1か月経過した。個人的には、ライブがない生活にも悪い意味で少しずつ慣れてきている。そう、ないことが当たり前といった感じだ…。悲しい慣れである。

この記事を投稿しようと思ったきっかけは、2日前にふとカレンダーを見たときにある。

私自身、この状況下で忙しくなってしまったタイプの人間のため、今日がいつなのかよくわからずに過ごすことがある。ふとカレンダーを見たときに、もう5月も半ばに差し掛かっていることに気付く。


ん???
5月13日と14日って…昨年、FTH7行った日じゃん!!!!!!

こんなに早く1年が経つなんて思ってもなかった。
今、ライブがない世の中だからこそ、過去のライブに思いを馳せて、少し幸せな気分を味わえたらいいなと思い、この記事を書いてみます。
もちろん、明日には②を投稿します。

ライブレポ

本記事で取り上げるのは、2019年5月13日 fun time HOLIDAY7である。
この公演の模様は、同年7月24日に発売されたトリビュートアルバム「Thank you, ROCK BANDS!」の初回限定版に収録されたドキュメンタリーでも見ることができるので、それと合わせて読んでいただけたらと思う。

各曲について

当時の私は、手書きでレポを書いていた。これがまあ疲れる。笑
せっかくなので、この機会に再度載せてみます。

この日の特徴は、インディーズ曲である「流星行路」から始まったこと、「等身大の地球」で、斎藤がカズーソロを披露したこと、ゲストであるイズミカワソラの楽曲「サイボーグ99%」を披露したことなどが挙げられる。
「流星行路」を披露した流れはドキュメンタリーで明かされているが、要約するとニゾンが一番最初に作った音源「流星行路」から始まり、最新曲「Catch up. latency」で終わるライブを作るという意図があった。  
「サイボーグ99%」は、イズミカワソラのトリビュートアルバム「タイムカプセル」にUNISON SQUARE GARDENが参加した時にカバーした曲だ。同アルバムにはほかに、斎藤がソロでカバーした「絵の具」、田淵書き下ろしの「ソラまで」が収録されている。

MC

MCは、本編とアンコールの2回あり、メインは本編となる。

本編MC

※内容は100%確実なものではありません。ニュアンスが違うなどございますので、ご了承下さい。
斎藤:めっちゃ暑いんだけど…。ダイヤってこんな感じだっけ?(田淵に聞く→田淵、頷く)あ、そう俺だけじゃなかった!
イズミカワソラさんのライブ見ました?最高でしたよね!あの、僕ら、SEでソラさんの「絵の具」という曲を使わせてもらっていて、今日その「絵の具」が1曲目で…。僕ら、「絵の具」を日本で一番聴いてる3人組だからさ、あのイントロで「うわっ生で聴けた!!」って思ったし、なんかステージに出ていきそうになりました。それこそ、デビューする前のインディーズの頃から、プロの”プ”の丸もなかった頃から使っていたので。だから今日の1曲目はインディーズの「流星行路」をやりました。あれ?こんな曲だっけ?と思いながら探り探り…。みんなこの曲知ってる?そのあとの「シュガーソング(とビターステップ)」の安心感がすごかった(笑)
ソラさんは、僕らのトリビュートアルバムにも参加してくださっていて、「ガリレオのショーケース」をカバーしてくださっています。この前、それを聞かせてもらったんですけど……あの人、ぶっとんでますね!めちゃくちゃかっこいい曲に仕上がっています!楽しみにしていてください!
……あちぃ~。(ドラムを叩く鈴木)長く喋りすぎて、貴雄が飽きてきちゃったよ。(鈴木が叩くドラムに合わせて相槌のイメージ)うんうんうんうんうん…だってもう疲れちゃったんだもんー。(そしてそのまま斎藤が水を飲みに行くため、鈴木が喋る流れになり、ファンからの声援が飛ぶ。)
鈴木:「ふぅ~!!」って言われても何喋ればいいの?(ドラム叩く)これハイハットと言います!(拍手と歓声が起こる)これの何がすごいの?笑
斎藤:あとなんか話すことあったっけ?(田淵を見る→田淵、セトリが書いてあるボードを指さす)あ、そうだ!「絵の具」は、僕の学生時代の友人が…あ、田淵くんって言うんですけど…が教えてくれまして。僕の学生時代に聴いていた曲は、だいたい田淵が教えてくれたんだけど、その頃から田淵は曲を作っていて、それこそソラさんの影響を受けている部分もありました。ソラさんのデビューシングルが「等身大の地球儀」というんですけど……ついにタイトルまでパクってきたかと思いました。次は、そんな昔からやっている曲をやります。
「等身大の地球」

アンコールMC

そうだ!カメラ回っている理由を説明します。トリビュートアルバムに収録される初回の特典映像にドキュメンタリーが付きます。ライブ映像だったり、メンバー1人ひとりインタビューを受けたりしました。楽しみにしていてください!あとは思い残したことないですか?(田淵、鈴木が頷く)はい、じゃあ最後の曲です。

最後に

この日のfun time HOLIDAY7は、のちに開催された各種パネル展でライブ写真も公開されている。撮影も可能だったので、そこから1枚掲載します。

15周年という特別なタイミングだったからこそ、SEにも使っているイズミカワソラとの対バンが実現したのだと考えられる。MCの雰囲気も、選曲も、アニバーサリーならではという感じが得られ、この日の私は7月の舞洲への期待がひたすら高まるのであった。

お祝いが終わり、普通に戻ったロックバンドが何を今、企んでいるのか…
まだ公開される時期ではないかもしれないので、この先にどんな発表が来るのかを楽しみに待ちわびながら今できることをしていこうと思います。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。また明日。



2019.5.13 fun time HOLIDAY7
@愛知県ダイヤモンドホール
1.流星行路
2.シュガーソングとビターステップ
3.フルカラープログラム
4.マジョリティ・リポート
5.マイノリティ・リポート
6.like coffeeのおまじない
7.23:25
MC
8.等身大の地球
9.ガリレオのショーケース
10.Invisible Sensation
11.天国と地獄
12.Catch up. latency

en1.サイボーグ99%
MC
en2.徹頭徹尾夜な夜なドライブ